義経記
義経記(ぎけいき)
源義経の不遇な生い立ちと悲劇的な末路を描いた軍記物語。成立は、室町時代初期から中期。著者未詳。全8巻。別名『判官物語』『義経双紙』『義経物語』とも。内容は、牛若・遮那王と呼ばれた幼少年期から兄頼朝との対面までを描く前半と、義経として北国落ちを描く後半に分けられ、平家追討の華々しく活躍した時代はほとんど描かれていない。義経の一代記である点、他の軍記物語と性格を異にし、とりわけ弁慶の活躍など説話文学的な要素が強い。義経伝説の源泉として、広く中世小説・中世舞曲・能・浄瑠璃、さらには歌舞伎の世界にも再生産されていった。
「土佐日記 - Tosa Blog」で知られている松永英明さんが、新しく「義経日記 [Yoshitsune Blog]」を始めらました。
『義経記』については、参考文献にもあげている梶原正昭校注・訳『義経記』の解説、付録がわかりやすかったです。
【参考文献】
梶原正昭「解説」『義経記』日本古典文学全集31(小学館 1971)
山下宏明「義経記」『国史大辞典』
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