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2005.08.19

長岡京と官衙町、の巻

 8月17日(水)つづき〜19日(金)
 17日、大学での会議が終わると、ちょっと研究室で休息をとって、それから、長岡京市埋蔵文化財センターに出かける。まだ、頭はクラクラとしている。
 10月1日・2日に開催される「京都府埋蔵文化財研究会」の打ち合わせのために、同センターのKさんと、K研究所のUさんとに会うのである。私はあいにく大学院の入試が重なってしまったので本番は失礼するのだが、KF大学のHさんから「紙上参加」を命じられた。しかも、テーマは長岡京である。ありゃりゃりゃ、これはマズイぞ。ヘタなことを言って、それが回り回って山中章博士(いうまでもなく「長岡京の鬼!」である)の耳にはいったりしたらオオゴトになってしまうではないか。誰の陰謀だ! とにかく、Kさんから長岡京右京六条一坊一一〜一四町跡(JR長岡京駅西口再開発にともなう発掘調査)の成果をじっくりと聞く。翌18日には、机の上に山中博士やら村井康彦先生やら北村優季氏ら角田文衞先生やらの著書をどっさりと積み上げ、「官衙町」「宿所町」「諸司厨町」についての勉強を泥縄式にやり直すハメにおちいった。何か新しいことを言わねば、という強迫観念に陥り、ムリヤリに平安京の「穀倉院」との比較などを試みてみるが、これはやっぱりいささか不自然である。はてさて、どうなることやら。

 19日(金)の昼ご飯は、久しぶりに麩屋町二条のラーメン屋新進亭にでかける。御主人はこの道一筋何十年の職人、といった風情。白味噌ラーメンが名物だが、私はいつも塩ラーメンを頼む。ラーメンの上にモヤシやタマネギといった野菜がてんこ盛りで、小食の人なら見ただけでお腹一杯になってしまうだろう。ここのラーメン、人によっては好き嫌いがあるらしいのだが、私は京都でも一・二を争う絶品だと思っている。まったりとしたスープをじっくりと楽しむ。

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大急ぎで、の巻

 8月15日(月)〜17日(水)
 ずいぶんと日記の間隔が空いた。なんとか大急ぎで取り戻そう。
 15日(月)も休養。ホントは人間ドックに行こうと思っていたのだが、来週に延期である。起きているような、寝ているような、妙な気分が続く。しんどい。
 16日(火)と17日(水)には、大学でびっちりと会議がある。なんでお盆にまで会議があるんだ、とブツブツ。16日のそれなんかは、朝から夕方まで、7時間ほどぶっ続けで疲労困憊である。しかし、私はまだ、頭が半分くらいしか働いていない。16日は「大文字・五山の送り火」(声を大にしていうが、断じて「大文字焼き」ではない!!)。家の近所の、堀川下長者町の交差点から「大」を拝む。ウチの犬にも拝ませる。息災でありますように。

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