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2007.02.21

講演ふたつ、の巻

 山中章先生にご忠告。あんまりムチャをしでかしてはダメですよ。踏切を無視してとびこんで、電車にはねられたりしたらどうするんですか!

 2007年2月17日(土)
 先週と今週、京都アスニーで「京都市平安京創生館」開館記念「平安京講座」が開かれる。村井康彦京都市美術館長、朧谷寿同志社女子大学教授など、そうそうたるメンバーが講演をされるのであるが、私もその一角に入れていただいた。私のテーマは「遷都以前・古墳時代の京都」。桃山の黄金塚2号墳と嵯峨野・太秦古墳群を中心にして、古墳時代の京都を話す。ただ、ちょっと最後が駆け足になってしまった。
 ロビーでは、できあがったばかりの「京都市平安京創生館ガイドブック 平安京講話」も販売中。500円です。京都市生涯学習振興財団の雑誌『創造する市民』に掲載された記事をまとめたもので、私は「平安京の須恵器」を書いている。こういう、手軽なガイドブックが出るのは結構なことである。

 2007年2月18日(土)
 本当は、いつもの前近代都市論研究会に行かねばならなかったのであるが、講演のために欠席とあいなる。彼ら彼女らは通天閣をのぞむにぎやかな巷で、おいしい韓国料理を堪能していた、らしい。ちょっとくやしいぞ。(ホントのホントは、研究会すらもサボって、京都市交響楽団第497回定期演奏会〈なんと、京都初登場の諏訪内晶子さんと、井上道義さんの共演!〉を聞きに行きたかったのだが、それもかなわかなった。ホントに残念!)
 と、いうわけで、あたふたと京都府長岡京市にでかける。長岡京市中央生涯学習センターが主宰する「長岡京カルチャーカレッジ!」で、「名作古典の中の長岡京」の連続講座。私はその6回目で、与えられたテーマは「平家物語と長岡京—長岡京と福原の都—」。長岡京と福原というのはどう考えても無理のあるテーマだが、これは先方からのご指定であって、私の責任ではない。ともあれ、平家都落ちの際のルートとしての乙訓地域(含・長岡京市)をマクラとして、久しぶりに福原の話にもっていき、オチは長岡京をはじめとする古代都城と福原のような中世初期の都市の比較論でなんとかまとめていく。終了後、若いお母さんに連れられた小学生の可愛らしいお嬢ちゃんが質問にくる。ハキハキとしっかりした子で、大したものである。

 2007年2月19日(月)
 山中章博士に負けていることは多いが、これだけは、私が逆立ちしても、足元にひざまずいても絶対に勝てない、ということがある。博士はあのお歳になっても、虫歯が一本もなく、抜けた歯もなく、キレイな歯並びを保っているのである。ご存じの方は少ないかもしれないが、博士の胸ポケットにいつも、小さな歯ブラシがこっそりと忍ばせてある。とにかく、大したモノである。私はそれに比べて歯はガタガタ。結局、歯医者にいくハメになった。今日も、歯医者で歯石取りの苦行。歯茎をつつかれて、拷問にあっているようなものである。しかし、確かに、終わった後はいかにもツルツルの歯になって、爽快。
 午後、大学で会議と教授会。一作年度からの「火中の栗」が、いよいよ花を開かせる時がきたのである。やっと、やっとここまで来た。感無量。

 2007年2月20日(火)
 東京からSH先生がおこしになるので、会いに行く。いろいろと詰めておかねばならないことが多く、えらく長時間、ご一緒させてもらう。夕方はKB博物館で会議。19時まで。その後、KJ大学のNM教授と食事。

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