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2007.02.22

夜中の動物病院、の巻

 2007年2月22日(木)
 「平安京閑話」開設2周年記念日。おめでとぅ〜〜〜っ!!!!(自祝)

 昨晩、アクシデントがあった。夜中の11時頃、母からオロオロ声の電話がかかってきたのである。実家で飼っているキャバリア犬のアンドレ、もともと食いしん坊なのであるが、甥っ子の部屋に忍び込み、そこにあったチョコレートを食べてしまった、というのである。よく知られていることであるが、犬にはチョコレートは毒になる。場合によっては痙攣して死んでしまうこともあるという。
 それで、アンドレも案の定、ゲェゲェ吐いているという。どれくらい食べたのか、聞いてみて仰天した。なんと500g!!! 40cm×15cmくらいの板チョコをペロリと平らげた、というのである。これは大変である。場合によっては、致死量を越えていることも充分にありうる。
 しかし、夜中であるからもう動物病院もやっていない。夜間診療のいくつかの動物病院に電話するが、マンの悪いことにどれもつながらない。こうなると、唯一の頼みの綱は、南京都夜間動物診療所しかない。ここは夜の2時までやっているのである。しかし、所在地は京都府久御山町。家からは車でも1時間弱はかかる。しかし、他に選択肢はない。とにかく、車にとびのる。
 アンドレは車の中でぐったりしている。食べた量が量だけに、ダメかもしれないな、という気も心をよぎる。しかし、ただでさえ動転しながらハンドルを握っている母(私は晩酌をやったので、運転するわけにはいかなかった)にそんなことを言うわけにいかない。
 暗い夜道を飛ばしに飛ばして、やっと病院につく。早速、テキパキと処置が始まる。まずは薬を注射してできるだけ吐かせる、ということになる。その後、点滴。夜中2時、もう心配ないでしょう、というところまでくる。ありがたい。

 そうしている間にも、次から次へと患者さん(?)が来る。その中の一匹の老犬は、しばらく前からもう食事ができなくなっているらしい。酸素ボンベを借りて、さあ帰ろう、という時に容体が急変し、手当のかいもなく、キューン、と一声鳴いて、息をひきとる。御家族の女性が、目を真っ赤に泣きはらしている。こちらも、思わずもらい泣きする。
 帰宅は、夜の3時。くたびれているはずなのだが、なかなか寝付かれなかった。
 
 明くる朝には、アンドレは主治医のところに連れて行かれたそうで、きちんと手当をしてもらった。しばらく絶食(可哀想だが、これは仕方ない)だが、もう大丈夫、ということである。良かった。運には見放されていなかったんだね。

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