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2007.12.25

工藤静香さんクリスマスディナーショー、の巻

2007年12月22日(土)
Sizuka_2 待ちに待った日。
 午後、大山崎ふるさとセンターで、前近代都市論研究会。わざわざ九州のKK大学から気鋭のOH氏におこしいただき、「朝鮮の役における日本軍と朝鮮住民」の報告を聞く。豊臣秀吉の朝鮮侵略戦争については通り一遍の知識は持っているが、細かいことまで調べたわけではないので、大変にありがたい。朝鮮の役というとなんとなく、秀吉の誇大妄想による無謀な戦争というイメージばかり持っていた。もちろんそれは大筋では正しいのだが、今回の報告を聞くと、日本軍がかなり巧妙な方法で朝鮮の実地支配に乗り出しており、それがかなりの成功をおさめていたことがよくわかる。

 本当は懇親会に出なくてはならないのだが、どうしてもはずせない用事がある、ということで、皆さんにお詫びして、大山崎の駅でお別れする。

 そそくさと、大阪行き。上本町のシェラトン都ホテル大阪で、Sheraton StarLight X'mas 2007 工藤静香さんのクリスマス・ディナー・ショーが開かれるのである。ワクワク、ドキドキ。19時30分に会場に着くと、ロビーはもう超満員。いやがおうでも期待が高まる。19時50分、開場。指定された席に着くと、さっそくに食事が運ばれてくる。フレンチのフルコースである。フリードリンクということで、やっぱり呑んでしまう。
Dinner 会場正面には、12回目の二科展入選という快挙に輝いた、静香さんの最新作>「あふれる感情」が飾られている。すばらしい! 正直に言うと、これまで、画家としての静香さんの作品はあんまり好きではなかった。人物造形がどうも私の好みに合わなかったのである。しかし、今回は違う。彼女の好きな鮮やかな紫色を全面に散りばめた抽象画で、夢幻の世界へ吸い込まれるような魅力がある。アーティストとしての工藤静香、どこかで大きな脱皮を遂げたように感じる。

 21時。バンドの前奏がはじまり、やがて、目の覚めるようなブルーのワンピースに身を包んだ静香さんが登場! 一瞬たりとも目をはなせない美しさである。途中でゴールドのドレスへとお色直ししながら、セレナーデ、奇跡の肖像、雨夜の月に、慟哭(新アレンジ版)、雪・月・花、が続く。
 少しばかり間奏のあと、突如として会場後方の客席がざわつく。アッと思うと、スポットライトの光の中に深紅のドレスの静香さんが降臨! しっとりとした「そのあとは雨の中」を歌いながら客席を回り、握手責め。私の席からは一端は遠ざかってがっかりしたのだが、そのうちだんだんとこちらに近づいて来られる。比喩ではなく本当に胸が高鳴り、冬だというのに額から汗が噴き出てくる。ついに私のテーブルへと来られたので思い切って駆け寄って、ついに握手に成功!\(^o^)/ 信じられないほどに細く、そして軽い手だった。感激(このあと、しばらくは手を洗わずにおこう、と決意したのだが、さすがにそういうわけにはいかなかったな・・・(^^;))。

 ところが、会場前方でアクシデントがおこる。静香さんがひとりの女性客にこんこんと話しかけている。状況から察するに、この客、自分の感情をうまく制御できないタイプのようで、会場スタッフに何か言われてショックを受けた、ということを泣きじゃくりながら静香さんに訴えたようである。正直言って静香さんも困ったのだろうが、それにもかかわらず、この彼女の肩を抱くようにしてなぐさめ続けている。「お詫びに」ということで、予定になかった「深紅の花」をアカペラで歌うというオマケまで付けてくれた。別に静香さんがお詫びする筋合いではないのだが、私たちとしてはすっかり得をしたことになる。それにしても、工藤静香さん、心の底からファンを大事にする人なんだな、ということがよくわかる。彼女のやさしさが胸に染みる一幕であった。
 なごり惜しいが、激情の新アレンジ版で本編はおしまい。アンコールは嵐の素顔と、ゆっくりと歌い上げるIce Rain。予定を3割も超過する1時間20分。夢見心地の時間だった。

(ただ、このショーの照明の演出家はどうにもいただけなかった。会場に向けて水平にスポットを浴びせて平気なのである。眩しくて目を悪くするかと思ったぞ。ホント愚かなヤツだな(`×´)。)

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