チベットと共に立ち上がろう!-ダライ・ラマを支援しよう—、の巻
ダライ・ラマ14世法王が来日された。「中国政府は私のことを悪魔だというが、そう見えますか? 私は単なる人間であって、悪魔ではない。頭に角も生えていないでしょ?」と、ユーモアを交えながら、なおかつ揺るぎない信念を語る姿に感銘を受けた日本国民は多いと思う。
環境問題・人権問題・貧富問題などについての活動をおこなっている国際的な市民団体「Avaaz.org」が、チベット問題の解決にむけ、「チベットと共に立ち上がろう! - ダライ・ラマを支援しよう—」の署名運動をおこなっています。すでに署名をおこなった人々は160万人を越えています。目標の200万人に達するため、皆さんの御協力を御願いしますm(_ _)m。
署名はこちら↓
http://www.avaaz.org/jp/tibet_end_the_violence/97.php/?cl_tf_sign=1
以下、同団体から送られてきたメール・メッセージ(見やすくするために一部編集)を紹介します。
--------------------------------------------(以下、引用)-------------------------------------
みなさん
チベットの人々は世界に向けて何十年も続く抑圧に苦しむ現状を打破したいと声を上げています。オリンピックで中国への注目が集まっている中で、チベットの指導者であるダライ・ラマ師は、自制と対話によって全ての暴動と暴力にピリオドを打つように求めています。
中国の指導者たちは公然とダライ・ラマ師を非難していますが、チベットの安定には対話こそが大事であると考える中国当局者も多いのです。中国政府は、今、さらなる残虐行為か対話かの決定的な選択をしようとしています。この選択で、チベットと中国の将来が決まると言えるでしょう。
わたしたちは、この歴史的な選択に影響を与えることができます。中国政府は自国の評判をとても気にしていますから、わたしたちは中国が正しい進路を選択するよう促すことが可能なのです。胡錦涛中国国家主席は、正しい選択しない限り、『中国産』ブランドも、まもなく開催される北京オリンピック も成功しないという声に耳を傾けるべきです。しかし、同時に胡錦濤主席の注意をひきつけるために、全世界の民衆の力を怒涛のうねりとして押し寄せる必要が あります。下記のリンクをクリックして、すでに署名した150万人に続いて、今すぐに請願書に署名してください。また、今すぐ、このEメールをご友人やご家族に転送してください。わたしたちの目標はチベットのために200万人の声を一つにすることです。
中国経済は世界が購入する『中国産』製品の輸出に完全に依拠しており、また、中国政府はこの夏の北京オリンピックを尊敬に値する新生中国の祝典とすることを熱望しています。一方で、中国は残酷な過去をもつ非常に多面性のある国であり、その安定性に懸念を抱かざるを得ません。 確かに、チベットの暴動参加者の中には無実の民衆を殺戮した者もいます。しかし、胡主席は中国の安定性と発展に対する最大の危険は、対話と変革を求めるチベット人によるものではなく、抑圧を強めると喧伝する強硬派によるものであることを認めるべきです。
わたしたちは、この請願書を、抗議集会、デモ行進、集会、個人的な面会の場で、世界各地の中国政府外交官に提出しました。また、わたしたちは、署名が増え続ける限り、請願書を送り続けます。このメールの重要性についてあなた自身が友人に説明した文章をつけて、このメールをアドレス帳に転送していただくようお願いします。また、署名された後に立ち上がる"tell-a-friend"ツールをご利用いただいても結構です。 チベット民衆は何十年もの間、音を立てず苦しんできました。彼らが声を上げるときがついにやってきたのです。彼らの声が聞き遂げられるよう、わたしたちは手を貸さなくてはいけません。
希望と敬意を表して、
Ricken, Iain, Graziela, Paul, Galit, Pascal, Milena, Ben and the whole Avaaz team
以下にチベットの抗議活動とそれに対する中国の反応に関する情報へのリンク があります。
中国軍、ラサに精鋭部隊投入 チベット周辺包囲か
中国当局、四川省の暴動での発砲認める、新華社通信
チベット暴動:日本、外交で苦慮 人権問題で新たな対応も
高村外相、中国要人の来日時にチベット問題を提起へ
--------------------------(引用おわり)---------------------------------
なお、チベット亡命政府の日本代表部(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所)による「サポート~チベット支援のために、あなたのご協力を!~」の頁も参照してください。まったくお金をかけずにできる、簡単な支援方法も紹介されています。