« 2008年5月 | トップページ | 2008年8月 »

2008.07.26

皆様お久しぶり、の巻

 書き込みが長らく中断していました。山田はもう死んでいるんじゃないかという観測が飛び交っていたようですが、それに近かったのは確かです。先月は、O先生の古稀記念論文集の原稿書きで煮詰まっておりました。前からモヤモヤと考えていたテーマですが、いざ書き出すと問題続出で、1行書いては2行消し、こっちの史料を引用してはあっちの史料でそれを打ち消す、ということの繰り返しでした。ああしんどかった・・・ 実は、テーマは「保元の乱」。なんでそんなテーマを、と言われそうですが、京女(きょうおんな、ではない。京都女子大学の略称)の野口実教授の研究会で、K大学のMY教授やSN大学のMK教授に教えていただきながら考えたことをまとめてみました。
 とにかく、その間、ほとんど他の仕事に対応できませんでした。御迷惑をかけた皆様方に深くお詫び申し上げますm(_ _)m。
 でも、ひとつ終わってホッとしたと思うと、タイミング良く次の催促が舞い込んできます。今年はこれで夏休みはすべて潰れそうだな・・・(>_<)

 もう時季はずれですが、日記、少し取り戻しておきます。
 
 5月31日(土)・6月1日(日)
 太秦映画村近くの常盤仲ノ町遺跡の現地説明会を見学した後、三重大学の科研費の研究会へ。ヴェトナム・タンロン皇城跡の調査報告会である。私は、例の、須恵器のような「円筒形土器」の編年についての予察を発表する。

 6月7日(土)
 (財)古代学協会の「仁明朝史研究会」。

 6月15日(日)
 前近代都市論研究会。船場のまんなかの大阪市中央センターで、KMさんとNHさんの報告を聞く。

 6月20日(金)
 全国大学博物館学講座連絡協議会の全国大会で、愛知県豊橋市の愛知大学に出かける。
 ちょっと早い目に出発して、豊橋市動植物公園「のんほいパーク」とその中にある豊橋市自然史博物館を見学。いやぁ、話には聞いていたが、すばらしい博物館だ。設備も充実しているし、何よりも、学芸員の皆さんの意欲がビンビンと伝わってくるような展示がおこなわれているのが感動的である。豊橋市、凄いぞ! 「文化施設なんかいらない」と声高に叫んでいるどこかの地方公共団体の首長に見せてやりたいものである。
 全博協の大会では、現在の博物館業界の問題点があぶり出され、勉強になる。ただ、今後、大学にも博物館を附設する方向性が推奨されていきそうだという感触を得、これは心強い限りである。

 6月21日(土)
 忙しい一日。ゼミのフィールドワークで、伏見の町を巡検。そのあと、ゼミのコンパ。それから、途中退席して、「10年会」。すばらしく美味しいグジ(甘鯛)の酒蒸しの大半を山中章博士にとられたのはちょっと悔しいが、巨大な牡蠣、満願寺唐辛子のスープ、極上のトロを堪能する。何よりも嬉しかったのは私たちの大切な大切な仲間で、難病と闘っているAEさんが元気な姿を見せてくれたことである。忙しかったが、幸せな一日である。

 6月26日(木)
 学校法人同志社の組合の団交。私はどういうわけか、今年の同志社女子大学単組の委員を仰せつかっている。

 6月28日(土)
 京都府木津川市の「木津川市ふれあい文化講座」に出講。会場となった木津川市中央交流会館のいずみホールの内部は、桟敷席なんかがあつて江戸時代の芝居小屋を彷彿とさせる面白い造りである。私の「奈良山丘陵の天皇陵」と、堺女子短期大学の塚口義信学長の「聖徳太子の虚像と実像」の二本立てである。

 6月29日(日)
 同志社女子大学社会システム学会の京都研究会の巡検で、宇治。あいにくの雨模様で、すっかり私が「雨男」にされてしまう。

 7月4日(金)
 京都SKY観光ガイド協会「京都SKY観光ガイド養成講座」に出講。夜は京田辺で、ウチの大学の音楽学科管弦楽団の演奏会を聞く。なかなかの力演。

 7月6日(日)
 大阪・和泉市で「和泉黄金塚古墳を考える」のシンポジウムがあるので、でかけていく。森浩一先生が基調講演をされるので、これは聞き逃せない。大きなホールがいっぱいになっているのは御同慶のいたりである。

 7月12日(土)
 オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者たちが結成したロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ブラス・クインテットを聞きに行く。世界第一級のオケの奏者の妙技を楽しむ。

 7月13日(日)
 日本史研究会の市民講演会「祇園祭―よみがえる歴史とイメージ―」に出る。河内将芳氏(奈良大学)の「冬の祇園祭―戦国時代祇園会の実像―」と、田中聡氏(立命館大学)の「紙芝居『祇園祭』の再発見」。特に、半世紀ぶりに甦った「紙芝居・祇園祭」の実演が聞き物である。

 7月20日(日)
 オープンキャンパス。ウチの学科のミニ講義を仰せつかっており、「史跡が語る京都の歴史」を午前と午後に開陳。

 7月23日(水)
 やっと、前期の授業の最終。夜はMK氏が東京から来られたので、D大学のMK教授とともにD大学内のフレンチ・レストランで歓談。

 7月25日(金)
 東京より、平家琵琶のSMさんが上洛。下鴨神社のみたらし祭に同道して、清らかな御手洗川の水に足をつける。

================================================================================
【書いたもの】
 ■山田邦和「『源氏物語』の平安京—固定概念にとらわれない真実の姿求めて—」(『京都民報』第2336号〈2008年5月25日号〉掲載、京都、京都民報社、2008年5月)5頁。
【講演その他】
 □「平安京の天皇陵—大規模陵墓から仏式陵墓へ—」(京都アスニー「ゴールデン・エイジ・アカデミー講座」、於同センター、2008年5月16日)
 □「平安京への道」(ラボール学園〈京都勤労者学園〉「日本史講座—歴史のなかの京都と他所(古代・中世)—」、於同学園、2008年4月28日)
 □「平安京の世界」(京都府立嵯峨野高校社会人講師の講義、2008年6月3日、於京都府立嵯峨野高校)
 □「平安京・京都の歴史を歩く(21)初期摂関時代の展開と御室仁和寺」(朝日カルチャーセンター京都、於同センター、2008年4月11日、5月9日、6月13日)
 □「京都の原点を探る 第7期 院政期の京都」(京都新聞文化センター〈京都検定・京都学講座〉、於同センター、2008年4月25日、5月23日、6月27日)
 □「奈良山丘陵の天皇陵」(木津川市・木津の文化財と緑を守る会・興福寺「第5回木津川市ふれあい文化講座」、於木津川市中央交流会館、2008年6月28日)
 □「京都の歴史(1)(2)」(京都SKY観光ガイド協会「京都SKY観光ガイド養成講座」、於はーとぴあ京都、2008年7月4日)


« 2008年5月 | トップページ | 2008年8月 »