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2008.08.30

西本智実、渾身のチャイコフスキー、の巻

 8月23日(土)
 京都府向日市で、長岡京の北郊の遺跡の現説。あいにくの雨。
 午後は、前近代都市論研究会@伏見。懇親会は伏見の老舗・鳥せい・本店。いつものことながら大人気の店で、ズラリと行列が待っている。私たちは予約客なのでその横をすり抜けて、なんだか申し訳ない。スペシャル席の、土蔵の中を貸し切りである。近くにすごくおいしいおでん屋さんがある、と、いつもの3悪トリオのY氏が宣い、同トリオ筆頭の某古代史研究者K氏がどうしても2次会でそこに行きたい、というので、行くことになる。確かにおいしかったが、最後のお雑炊まで食べてしまうと、身動きとれないほどにお腹がいっぱい。

 8月24日(日)
 向日市文化資料館で、「絵で見る考古学—早川和子原画展」と、京都府埋蔵文化財調査研究センターの「小さな展覧会」を見学。
 午後は、京都コンサートホールで、KF大学のIN教授(日本中世史)御出演の「出口武とその仲間たちPart12」を聞く。曲目は、ヴェルディの歌劇「リゴレット」「トロヴァトーレ」のハイライト。IN教授はトロヴァトーレのルーナ伯爵で御登場である。会場では、K大学のMY教授、SN大学のMK教授とバッタリ。結局、みんなで飲みに行くことになる。大役を果たしたIF教授も後で合流。さんざっぱら、騒ぐ。

 8月26日(火)
 大学で仕事を済ませて、息せき切って京都ブライトンホテルにかけつける。「第20回京都ブライトンホテル協力会 定期総会」があって、そこで講演を頼まれた。せっかく源氏物語1000年紀だということで、テーマは「ブライトンから見る平安京と源氏物語」とする。このホテルの西南の一角は、平安時代の陰陽師安倍晴明の邸宅跡にひっかかっているので、場所としてはまことにふさわしい。社長さんに御挨拶すると、この方は角田文衞先生の御親戚にあたるという。しらなかった・・・ 終了後は、担当してくださった同ホテルのHさんとKさんとでおいしい中華料理。ホテルのバーでは、「晴明」と名付けられたカクテルをあおる。

 8月27日(水)
 京都コンサートホールで、西本智実さんの指揮する大阪フィルハーモニー交響楽団の特別演奏会。ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲、スメタナ:交響詩「わが祖国」より「ヴィシェフラド(高い城)・モルダウ」、チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調というプログラムである。いやあ、凄かった。特に、彼女の得意のチャイコフスキー(チャイコフスキー財団記念ロシア交響楽団を指揮したDVDも出ている)が圧倒的だった。西本智実という指揮者、容姿の美しさばかりが取り沙汰されて(もちろん、すばらしくキレイなのは確か)人気ばかりが先行しているように言われることがあるが、それは大きな誤りであろう。この曲、チャイコフスキーらしく管楽器が大活躍するが、ホルンがひときわ安定した名技を聞かせてくれるのが嬉しい。トランペットやトロンボーンの見せ場では、京都コンサートホール全体がビリビリと震えているのが伝わってくる。さすがは大フィルである。終了後は今まで経験したことがないほどの拍手の嵐。感極まった観客の皆さんもスタンディング・オベイションで指揮者とオケの熱演に応えている
 面白かったのは、スメタナの2曲、チャイコフスキーの第1楽章と第2楽章、第3楽章と第4楽章をそれぞれ、ほとんど間を置かずに演奏したこと。そういえば、西本さん、以前聞いたシェエラザードでもそんな工夫をしていたな。時々、楽章の間に拍手が巻き起こることがあって迷惑するのだが、その予防なのかな?
 感動の余韻をたっぷりと味わいながらの、幸福な夜となった。

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 ニュースでダライ・ラマ14世法王が入院されたと聞いて案じていたのだが、幸いにも大過なかったとのことで、一安心である。
 あすの30日には、チベットの平和と全人類の安寧を祈るための断食が呼びかけられている。私もささやかながらチベットの人々への想いを共有したいのだが、断食というのはやっぱりちょっと辛いだろうな。努力はしてみるが、果たして私にできるかな・・・・(^^;)

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