チベットに願いをこめて断食、の巻
8月30日(土)
午前7時。それでは、中央チベット行政府(チベット亡命政府)とダライ・ラマ法王日本代表部のよびかけに応じて、
「全ての生きとし生きるもの、特にチベット人と中国人の悪い行為を清めるため、そして善いカルマ(善業)を蓄積するため。
「これにより、ダライ・ラマ法王の長寿と健康をもたらし、衆生の繁栄と利益に対する法王の活動を支援します。
「全人類が平和と調和のなかで暮らせるよう、世界におけるあらゆる闘争、病気、苦しみ、惨禍を緩和します。
「今年三月のチベットにおけるデモで政治的理由で闘い、亡くなったチベット人達の悪い行いを清め、彼らがより良い来世に生まれ変わり、いずれは輪廻から解脱するのを助けします。そして中国の残忍な圧制での虐待行為に今なお耐え続けているチベット人達を苦しみから即座に楽にさせるため、チベット問題の真実を早く普及させます。
「威力弾圧と暴力の犠牲となり、宗教の自由と良心や発言の自由に恵まれていない世界中の全ての人々と、特にチベットの人々を自由にし、幸福と自由を享受させます。又、圧制者達の心にある全ての憎しみを取り除き、彼らを慈悲と智慧をもって導きます。
「そして、圧制者に対する慈悲と慈愛から生まれた非暴力かつ平和的な方法で、弾圧行為や暴力そして人権侵害に有効的に反対するよう、全人類に真剣に呼びかけてアピールします。」
の願いをこめて、ささやかではありますが、午後7時まで食を断ちます。
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午後7時。12時間の断食が終わりました。この日、日本中で、世界中で、中央チベット行政府のよびかけに呼応してたくさんの人々が食を断ち、チベットに想いを馳せていたはずです。
せっかくこんなことをやったんだから、断食明けはチベット料理店・ランゼンで食事(写真はチベットのバター茶)。チベットの皆さんの安寧、ひいては全人類の幸福と、ダライ・ラマ14世法王猊下の御長寿を祈念しつつ、ささやかに乾杯。
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