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2012.09.13

ひさびさの登学、の巻

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 9月12日(水)
 身体の状況は良好。主治医の先生から、9月末での職場復帰のお許しをいただくことができた。ここまで回復することができたというのが、まるで夢のよう。ありがたい限りである。

 先だって京都市の福祉事務所に行って、「身体障害者手帳」をいただいてきた。ランクは「第1級」。「第1級身体障害者」というと、たとえば肢体の場合だと自力での歩行不可能な人などが認定されるものであるのだが、私のように心臓の弁を人工弁(機械弁)に取り替えた場合には、日常生活にそう支障がなくても第1級認定となるのが通例だということである。とはいえ、かなり元気になってきているのに「第1級」というのは、なんだかとっても複雑な気持ちである。しかし、やはり自分の身体は健康人とは違うことになったのだ、くれぐれもそのつもりで生きなくてはならない、ということを自覚する。

 秋学期の打ち合わせをしなくてはならないので、大学に出かける。5ヶ月ぶりであるので、自分の本務場所であるにもかかわらず、ちょっと緊張する。身体障害者手帳の「効力」を試してみたが、市営地下鉄や奈良交通バスはそれぞれ割引になる(近鉄は、私の場合には割引に該当しないらしい)。それは大変ありがたいのだが、いちいち係員さんに手帳を提示しなくてはならないのはちょっとおっくうだな。まあ、文句を言ってはいけないが・・・。 なお、法令上、一定程度以上の規模の職場にはある割合の障害者の雇用が義務づけられているということで、私の場合も学校法人同志社のその枠にはいることになる。

 久しぶりの大学は新鮮。郵便物や配布物も山のようにたまっている。学部事務室を始め学内のあちこちを巡回して、ご迷惑をかけたお詫びと、心配していただいた御礼を申し述べる。まだ授業は始まっていないので先生方はあんまり出勤されていないが、学部長を始め、出会う先生方には御挨拶させていただく。中には、私が登学したことを聞きつけて、わざわざ私の研究室までお見舞いを言いにきていただける先生もおられる。ありがとうございます。最後は、学長先生と総務部長に御挨拶させていただき、話し込む。大学の役職に任じられていたにもかかわらず、ほとんど職責を果たせないままに投げ出すことになってしまい、本当に申し訳ない。しかし、学長先生からは暖かいお見舞いとねぎらいの御言葉をいただき、これも本当にありがたい。

 秋学期、復帰とはいえまだまだ慣らし運転の予定。自分自身でも、どこまでが身体の負担のボーダーラインとなるのかはわかっていない。かなり異例のことなのだが、とりあえずは必要最低限の授業だけを担当することから始めさせていただくことになる。学部長始め、配慮していただけた先生方、職員の方々に感謝。

 親しい友人である東京大学史料編纂所の高橋慎一朗さんからお見舞いのお手紙をいただいた。その中で、高橋さん考案の「四大方針」=「雨止むの法則」というのを教えていただく。「せらず、げず、けにならず、りをせず」というのだそうだ。ホント、そうだな。半年近くの間、病院と家に閉じ込められていて、自分がどんどん世間から取り残されているような気分を味わい、確かに焦っていた。しかし、高橋さんのいう通りだ。「雨止むの法則(全然関係ないですけれども、私の『日本中世の都市と王権都市』所収の「鴨川の治水神」という論文には、四条の「雨止地蔵」というのが出てきます)、これからの座右の銘にさせていただくことにしよう。

 先週には、シルクロード帰りの山中章さんがわざわざ拙宅にまでお見舞いに来てくださった。無信仰を標榜する山中さんであるのに、麦積山石窟、南郭寺、柄霊寺石窟、山丹大仏寺、腸液大仏寺、馬蹄寺石窟、大雲寺・・・と、行く先々の寺院でお線香をあげ、私の回復を祈っていただいたという。変わらぬ友情に、感謝。m(_ _)m


2012.09.11

福原京復元図? 負けた?、の巻

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 神戸のお菓子屋さん「亀の井 亀井堂本家」が2012年の「KOBE de 平清盛 2012」限定で発売している神戸ショコラクッキー。3月に神戸に行った時に、あんまり感動したので買ってしまった。私の福原京復元案もかなり大胆だとは思うが、これには負けてしまったな・・・(^^;)。手前は経ヶ島だろうか。朱雀大路には羅城門の代わりに鳥居が建っているぞ。左端は・・・ん? 厳島神社類似の海上神殿だ! (笑)


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