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2013.10.28

第27回 平安京・京都研究集会 「聚楽第の再検討」、の巻

10月26日(土) 
 第27回 平安京・京都研究集会 「聚楽第の再検討」が終了いたしました。
 巡見を含めると、朝8時半から夕方5時まで、さらには懇親会で21時頃までというハード・スケジュールでした。途中、予想しないアクシデントでいろいろとヒヤっとすることがあったのですが、それも大過なく乗り切ることができました。嬉しい悲鳴は、合計90人ほどの皆さんがご来場いただけたこと(いつもだと50〜60人くらい)。やはり秀吉と聚楽第は関心が高いことを実感しました。報告も濃密なものばかりで、現在の聚楽第研究の最先端の一点が示せたものと思います。ありがとうございました。

【しゃべったこと】
□仁木宏・山田邦和(司会)、谷徹也・森島康雄・下高大輔・中西裕樹・矢部健太郎(パネラー)「討論」(平安京・京都研究集会主催、「第27回平安京・京都研究集会『聚楽第の再検討』、於機関紙会館大会議室、2013年10月26日)
【書いたもの】
■山田邦和「二条家邸跡と二条斉敬」(『同志社の母 新島八重』改訂版所収、京田辺、同志社女子大学、2013年6月14日〈改訂版発行〉)、112〜115頁。
■山田邦和(監修・執筆)、蓬生雄司(イラスト)「再現!歴史の現場 福原京」(元木泰雄責任編集『週刊 新発見!日本の歴史』18「平安時代6」掲載、東京、朝日新聞出版、2013年11月3日)、8・9頁。


2013.10.22

日本考古学協会2013長野大会、の巻

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 ↑開会。田中良之会長のあいさつ。

 10月19日(土)・20日(日)
 日本考古学協会の2013年度大会で、長野市に行く。考古学協会へは、昨年の春の総会、秋の大会、今年春の総会はいずれも欠席したから、約1年半ぶりの出席である。
 でも、京都から長野は、やっぱり遠い。名古屋まで出て、中央本線から篠ノ井線の特急に乗り換えるのだが、いつもの通りこれがよく揺れて、こたえる。せっかく買った駅弁も、口にする気になることができなかった。ほうほうの体で長野駅に到着する。
 会場や懇親会では、去年春まで同じ理事として在任した皆さんにそれぞれご挨拶することができる。私としては、病のためとはいえ、途中で仕事を投げ出さざるをえなくなったことが未だに心苦しい。しかし皆さん、そんなことはおくびにも出さずに私の無事を祝ってくださる。ありがたいことである。
 分科会では、古墳時代の「5世紀の古墳から文化交流を考える」に出席する。信州の古墳といえば、なんといっても長野市大室古墳群に代表される積石塚が見もの。もう20数年前になるが、明治大学がやっていた大室古墳群の調査現場にお邪魔したことを思い出す。こんなタイプの古墳は関西ではまずお目にかかれないから、それに関する知見は新鮮である。

 帰りの電車。晩ご飯をどうしようかと思ったが、あのよく揺れる中央線の中で駅弁を食べるのもどうもゾッとしない。と思って見ると、長野駅の駅弁売り場ではいずれも完売であることが判明。キオスクのコンビニ弁当のようなものはわずかに残っているが、これではますます食べる気がしない。それでは、ということで、名古屋駅の新幹線ホームできしめんを食べることを決意。電車を一本遅らせて時間を確保する。
 名古屋駅には20時過ぎに着。ホームに出て、きしめんの店をさがす。ホームの南端近くにきしめん店を発見するが、どうも様子がおかしい。不安な気持ちを抱きながら近づくと、案の定、「閉店」である。しかし、架けてある札には「営業時間※※時〜20時30分」と書いてある。まだ20時30分にはなっていないはずだといぶかしく思ったのだが、なんと、その下に小さく「ラストオーダー 20時」と記してある。ちょっと待ってよ! 駅のプラットホームの立ち食い店をバカにするわけではないのだが、どこぞの高級レストランではあるまいに、どこをどう叩いたら、20時にラストオーダーで、あと30分も時間がかかることになるんだ! これなら、最初から「閉店 20時」としておいてくれたほうが、妙な期待をさせないだけ、はるかにマシである。アテがはずれ、空きっ腹をかかえてホームをうろつく。しかし、この時間だからキオスクにももはや食べ物は残っていない。わずかにあったお菓子を購入し、みじめな気持ちで口に運ぶ。
 新幹線が到着したので、トボトボと電車の入り口にむかう。ところが、前方になにやら灯りが見える。そこを遠望してみて驚いた。ホームの北端にもう一軒のきしめん店があり、そこはまだ営業中だったのである! ひとつのプラットホームに2軒のきしめん店があり、そのそれぞれで営業時間を異にしているなど、神ならぬ身の私は知るよしもなかったのである。しかし、もう電車は到着している。おいしそうにきしめんをすすっている客をヨソ目に見ながら、私は恨めしい気持ちで電車に乗り込むしかなかったのである!


2013.10.21

第27回 平安京・京都研究集会「聚楽第の再検討」予告

第27回 平安京・京都研究集会 「聚楽第の再検討」
主催)平安京・京都研究集会、後援)日本史研究会

昨年の発掘調査で本丸跡石垣が発見され、現在、京都でもっともホットな遺跡である聚楽第について、最先端の学術研究レベルでの検証をおこないます。
 従来の聚楽第研究を総括した上で、発掘調査や地表面観察の成果をもとに空間構造の最新の復元案を提示します。秀吉の政権構想や秀次の処遇、諸国の大名の出仕状況などを分析し、豊臣政権論、首都論から聚楽第・城下町の評価を試みます。また石垣・城郭構造の編年から室町時代以来の武家の支配拠点の流れのなかに聚楽第をどう位置づけるかも論じたいと考えています。

  日時:2013年10月26日(土) 10:30--17:00
  会場:機関紙会館 5F大会議室
       京都市上京区新町通丸太町上ル東側。日本史研究会事務所の建物 
 市バス「府庁前」バス停すぐ。地下鉄「丸太町」駅下車、2番出口より西へ、3筋目を北へ。徒歩6分
報告;
   谷 徹也氏(京都大学)「聚楽第の役割 -首都論の視角から-」
   森島康雄氏(京都府立山城郷土資料館)「聚楽第と城下町の復元」
   下高大輔氏(織豊期城郭研究会) 「聚楽第『石垣論』 -検出石垣を中心に-」
   中西裕樹氏(高槻市立しろあと歴史館)「城郭論における聚楽第の評価」
   矢部健太郎氏(國學院大学)「秀吉の政権構想と聚楽第」

司会;仁木 宏、山田邦和

【(早朝)現地見学会】  同日(10月26日(土))
                案内;森島康雄氏、仁木 宏
   集合 8:30 ハローワーク西陣    京都市上京区大宮通中立売
   千本中立売南西の地形の落ち込み → 本丸石垣発掘調査跡=府警待機宿舎建設現場 → 松林寺など
   解散 10:00  智恵光院下立売にて(予定) → 研究会場まで徒歩20分

     *事前の申込不要。一般来聴歓迎。 *当日、資料代をいただきます。

電子メールにて今後の開催案内が必要な方は、事務局までその旨、お聞かせください。
     世話人;上杉和央、中村武生、仁木 宏、浜中邦宏、福島克彦、桃崎有一郎、山田邦和、山本雅和
     問合先  平安京・京都研究集会事務局(山田方) 090-9697-8052

◆平安京・京都研究集会 今後の予定
  ・2014年3月16日(日) 「山科本願寺寺内町」(仮)


2013.10.15

講演会「森浩一先生と橿原考古学研究所」、の巻

131015(菅谷文則橿原考古学研究所々長の御講演)

いろいろと、忙しくなっています。

10月5日(土)
 公益財団法人古代学協会の公開講演会と第3回「角田文衞古代学奨励賞」授賞式。奨励賞は國學院大学文学部助手の中村耕作氏の「土器カテゴリ認識の形成・定着―縄文時代前期後半における浅鉢の展開と儀礼行為―」(『古代文化』第64巻第2号、2012年9月)。若い研究者が続々と育っていってくれるのは、嬉しい限りである。公開講演会は青山和夫茨城大学教授の「マヤ文明の神秘のベールをはぐ—石器の都市文明の実像に迫る—」。現地体験にもとづく、熱気にあふれた講演である。青山氏は京都出身で、同志社中学・高校の卒業生というから、親近感がわく。終了後のお茶会では、青山氏からメソアメリカ文明研究の最先端の情報を教えてもらいつつ、話が弾む。

10月12日(土)
 京都産業大学で、日本史研究会の総会・大会。午後の個別報告では、古代史部会と中世史部会の丸山裕美子「平安中・後期の医学と医療」と伊藤裕偉「港をめぐる人と地域―泊浦・志摩・熊野―」を聞く。伊藤さんの報告では、志摩の中世都市空間の綿密な分析が興味を引く。現在の三重県鳥羽市の中心部が、中世にはものすごく稠密な都市空間が展開していたことにびっくり。
 終了後は京都駅前にかけつけて、古代史部会の懇親会。仁藤敦史さんや吉野秋二さんたちと、古代都城論の花を咲かせる。翌日の共同研究報告も私の研究テーマに深く関わるものなのであり、聞きたいのはもちろんなのであるが、どうしても外せない別件がある。報告者の岩田さんに、失礼のお詫びを申し上げる。

10月13日(日)
 この日の別件とは、橿原考古学研究所の講演会「森浩一先生と橿原考古学研究所」である。プログラムは次の通り(敬称略)。
・「開会挨拶」奈良県立橿原考古学研究所所長 菅谷文則
・講演1「昭和20年代の調査と森浩一先生」佛教大学名誉教授・橿原考古学研究所研究顧問 杉本憲司
・講演2「昭和30~40年代の調査と森浩一先生」橿原考古学研究所所長 菅谷文則
・講演3「昭和40年代以降の調査と森浩一先生」奈良芸術短期大学教授・橿原考古学研究所特別指導研究員 前園実知雄
・「講演者全員と森先生ゆかりの方々による座談会」コーディネーター:橿原考古学研究所附属博物館学芸課長 今尾文昭/講演者以外の出席者:橿原考古学研究所共同研究員 宮川徏、元・橿原考古学研究所研究嘱託 田中英夫、桜井市纒向学研究センター所長・橿原考古学研究所特別指導研究員 寺沢薫、葛城市歴史博物館館長・橿原考古学研究所共同研究員 千賀久、古代学研究会会員 井端次男
・閉会挨拶:橿原考古学研究所副所長・同附属博物館長 西藤清秀

 昨晩があったので、ちょっと寝過ごしてしまう。あわてて飛び起きて朝食もとらずに飛び出したおかげで、なんとか電車に間に合う。会場には10時直前に着だが、もう行列ができている。やはり森先生の人気は凄いな。席を確保してから、いろんな方々にご挨拶させていただく。菅谷所長は私のブログを読んでいただいていたようで、私の健康状態のことを細かにご存知だったのにはびっくり。森先生の奥様も招待され、最前列で聴講されている。
 会場ロビーには橿原考古学研究所の資料から抜き出した、森先生の活動のさまざまな写真がパネルにして展示してある。昭和38〜40年(1962〜1965)の新沢千塚古墳群の調査の写真では、若々しい森先生が自らスコップをふるっている様子が写っており、感慨深い。どなたが撮影されたのかは知らないが、森先生の最晩年に、桜井茶臼山古墳の竪穴式石室内部にはいっておられるところの写真などは、ものすごく貴重なショットである。

 講演会はいずれも、それぞれの先生方が森先生とつきあってきた経験をふまえての話だけあって、余人が知らない秘話もさまざま含まれており、興味津々である。

 後半の座談会もそれぞれ談論風発である。「登壇者以外の出席者の方々にもご発言をお願いします」とのことで、コーディネーターの今尾文昭さんの御厚意で、岡本健一氏、梅原章一氏、天野幸弘氏とともに私も指名をいただき、発言の機会を与えていただく。ありがたいことである。私だけが知っている「秘話」かどうかはわからないが、同志社大学歴史資料館に陳列してある徳島県星河内出土の銅鐸を先生が入手された時のエピソードを披露させていただく。

 終了後は、別の予定があるので、あわてて京都に帰る。これについては稿を改めて紹介します。

【しゃべったこと】
◎今尾文昭〈コーディネーター〉、杉本憲司・菅谷文則・前園実知雄・宮川ススム・田中英夫・寺沢薫・千賀久・井端二夫〈出席〉、山田邦和・岡本健一・梅原章一・天野幸弘〈会場からの発言〉「講演者全員と森先生ゆかりの方々による座談会」(奈良県立橿原考古学研究所〈主催〉「講演会 森浩一先生と橿原考古学研究所」、於奈良県立橿原考古学研究所講堂、2013年10月13日)(ススム=徏)



2013.10.08

古墳形ゼリー、の巻

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 妻が奈良に行って、「お土産だよ」と妙なものを買ってきた。前方後円墳の形をしたお菓子の型と、発掘調査に使うスコップを模したスプーンである。これ、後円部頂上にひときわ高い壇があり、また、前方部頂上からくびれ部にいたってゆるやかなスロープになっているところからみると、おそらくはモデルは箸墓古墳だな。さっそくにハウスのゼリエース(私の好物。しかも、1袋で3回は楽しめるから、なんといっても、お得である)を流し込んでゼリーを作ってみることにした。
 しかし! 裏返してゼリー液を流そうとすると、後円部が高すぎて、型がきちんと水平に座らない。なんべんもひっくり返してしまったじゃないか(怒)! これ、箸墓古墳ではダメだな。やはり、中期末もしくは後期の、前方部と後円部の高さがほぼ同じになるような前方後円墳でないといけないぞ。奈良県でいうと梅山古墳とか石上大塚古墳とかかな。それに、やはりこれでは小さすぎて、丁寧に発掘しながら食べようとしてもそれがかなわない。少しづつ食べても3口くらいだな。
 でも、ゼリーは美味しくいただきました。


2013.10.04

宇宙戦艦ヤマト2199〜宣伝情報相ミーゼラ・セレステラ、の巻(2)

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↑ 第25話「終わりなき戦い」(9月22日)でのセレステラ。上のカットで一瞬みせたコワい表情だけは従来のセレステラらしくて、これだけは気に入っている。しかし、この2カット以外は見るに耐えない。

 9月29日で、全26回にわたった「宇宙戦艦ヤマト2199」が放映終了した。

 はっきり言います。私、怒ってます。総監督の出渕裕氏の罪は万死に値すると思ってます。8月8日のブログで書いたように、前半はまだ良かった。今から思うと、前半部にもいろいろな欠点が見え隠れしてきた。それにひっかかりを感じないわけではなかったが、最新技術の絵の綺麗さとか、人物表現の彫り込みの深さとかの長所に目を眩まされていた。その点では、ファンの中には早くから危惧を表明されていた方もおられたのだが、それが正しかったといわざるをえない。残念である。本当に残念である。

 私は旧作時代からのヤマトファンであるが、だからといって旧作と違っているから新作はダメだなどと短絡するわけではない。どうしても新作は旧作と比べられてしまうから損なところはある。しかし、新作は技術の進歩など、旧作の段階ではなかった利点を享受することができるのであるから、あとはストーリーのもっていきかたで素晴らしくする方法はいくらでもあるはずである。

 それでは、新作の出渕総監督の最大の罪は何か。ヤマトの最大の敵役<かたきやく>であるデスラー総統の描き方である。他のファンの方も指摘されているから最小限のところだけを述べておくが、旧作でのデスラー総統は、確かに非情で傲慢な独裁者ではあったが、冷酷さの奥には実は熱い熱情を秘め、そして何よりも、滅びゆく宿命を背負わされた母なる星に対する愛と、国民の指導者としての責任感を兼ね備えた大人物であった。旧作のデスラーの「狂気」は、むしろ彼の貴族的な気品と心の底の情熱と、うまく相互補完していたのである。

 それが、今回の「2199」のアベルト・デスラーはどうか。端然と落ち着いていた前半部ではその欠点は隠蔽されていたのであるが、後半部では「狂気」だけがどんどんと暴走。その行動は支離滅裂、発言はムチャクチャ、行動原理はただただ片思いの女に対するストーカー的執着だけだという、ひとりよがりの完全な人格破綻者に成り下がったのである。これでは、視聴者は唖然とするほかはない。それまでは総統の腰巾着にしかすぎなかった副総統レドフ・ヒスが最後になって「これが指導者のやることか! デスラー!」と怒りと絶望の叫び声をあげたのは、私たちの気持ちをも代弁したものといえよう。

 しかも、その破滅の仕方もあまりに情けない。最終兵器であるデスラー砲(ヤマトの波動砲に相当)が2回とも暴発してしまい、敵であるヤマトにあたるどころかそれで自分の身を滅ぼしてしまうというのであるから、情けなさが極まってもはや笑うしかない。

 もうひとつ。私が「ヤマト2199」の最大の収穫であると思い続けてきたのが、ガミラスの宣伝情報相ミーゼラ・セレステラ。「この人物を創造することができただけでも、今回のヤマトのリメイクのかいがあった」という私見は、今でも変わっていない。
 ところが! 後半部でのセレステラの扱いを見て、怒りがフツフツと沸いてきた。それまでのセレステラは頭脳明晰にして冷静沈着な、まことに魅力的でカッコいいキャラであった。しかし最終盤ではそれを一転させ、セレステラを少女漫画によくでてくるような、お目々の中にお星様キラキラ状態の脳内お花畑女に変身させてしまったのである。彼女の死に様も、これはまったくの無駄死にである。出渕総監督、何ということをしでかすのだ! 
 以前からファンの間では密かに、セレステラは最後は死ぬだろうということは予想されてきた。私も内心では生き残ってくれるように希望していたが、彼女は最終的に死んでしまうという感じはしていた。しかし、同じ死ぬにしても、敬愛するデスラーの楯となるとか、ヤマトに最終決戦を挑んで相討ちになるとかいう、華々しくもカッコいい死に方が用意されているだろうと信じていた。しかし、それは見事に外れたのである。自分の期待が外れたから文句を言っているのではない。準主役は人格破綻者。貴重な宝玉のようなキャラは実は単なる捨て駒。ついでにいうと、主役格の古代進も最終盤は恋人の森雪のことだけで頭がいっぱいで、「ユキ〜! ユキ〜!」と叫ぶだけの馬鹿男に堕していた。これではいくら絵が綺麗でも、作品全体に共感することができようはずがない。

 「宇宙戦艦ヤマト2199」、残念な気持ちで一杯である


2013.10.01

(公財)古代学協会のマヤ文明講演会の御案内、の巻

来る10月5日(土)(つまり、今週の土曜日)に、公益財団法人古代学協会の公開講演会が開催されます。今回のテーマは「マヤ文明」。永年にわたって現地での発掘調査を続けておられる青山和夫茨城大学教授によるホットな話題です。私は、たとえば世界の都市史を理解する場合などにも、アジアやヨーロッパの都市と古代アメリカ文明の都市との比較研究は大変重要だと思っています。ご興味のある方、ぜひご来場くださいませ。
また、第3回「角田文衞古代学奨励賞」授賞式もあります。さて、今回はどんなすばらしい研究者が受賞されることなるのでしょうか。乞ご期待。

◆古代学協会公開講演会
マヤ文明の神秘のベールをはぐ—石器の都市文明の実像に迫る
・青山和夫先生(茨城大学人文学部教授)
・2013年10月5日(土)13:00~15:00
佛教大学四条センター(京都市下京区四条烏丸北東角京都三井ビルディング4階)
・申込み不要。一般1000円。協会正会員は無料。資料代300円。
・講演に先立って第3回「角田文衞古代学奨励賞」授賞式を行います。

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