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2014.06.30

2014年6月の記録、の巻

 マックとの別れから、1ヶ月が過ぎ去った。ペットロスが辛すぎて、ブログに向かう気にもなれなかった。しかし、このブログは自分自身の備忘録を兼ねているから、とりあえずこの1ヶ月間の動静をメモしておく。

 5月23日(金): 午前、古代学協会の理事会。午後は名古屋にでかけて、栄中日文化センターの講座に出講。定期的に続けていた講座であるが、病気加療のために中断していた。とりあえずは1回限りの特別講座ということであるので、「天皇陵研究を回顧する―故・森浩一先生の業績の再評価―」をテーマとする。終了後は、名古屋在住の友人のYさんと食事。

 5月25日(日): 京都のあちこちを散策するという「まいまい京都」というグループがある。それの催しで、山本合金製作所」に行かせてもらえるというので、参加する。今は珍しくなった、銅製の鏡を製作している会社である。「魔鏡」を堪能する。

 5月30日(金): 午前、東京から来られた「オフィス303」という会社の編集者と打ち合わせ。ちょっと不思議な企画の相談に乗ることになる。必ずしも私が適役だとは思わないのだが、せっかくの御縁だからできるだけの協力はさせてもらおうと思う。
  午後: 大阪市立美術館の「山の神仏」展。そのあとは、あべのハルカスで鳥料理をおなかいっぱい。

 5月31日(土)・6月1日(日): この夏に予定されている「守護所シンポジウム2『新・清須会議』」のプレ・イベントとしての研究会に参加。於愛知県小牧市。各地の戦国城下町の最新成果を学ぶ。信長が築城した小牧山城にも初めて登り、感慨を深くする。

 6月6日(金)〜8日(日): 全国大学博物館学講座協議会の総会が沖縄であるというので、出張。会場は新築された沖縄県立博物館・美術館。巨大な博物館に度肝を抜かれる。このせちがらい御時世だというのに、文化に懸ける沖縄の決意はスゴい。日曜日の巡見では、佐喜間美術館と「沖縄ワンダーミュージアム」。
 終了後は、ひさびに首里城見学。復元がさらに進んでいることにびっくり。日曜日には、以前から行きたい行きたいと思っていた、琉球王国の王陵のひとつである「浦添ようどれ」にやっと行くことができた。小さな展示館ができていて、王陵の墓室の実物大復元模型に入れるというのも嬉しい。
 浦添市立美術館を見学して、ボーっとバスを待っていると、留守電がはいっていた。見てみると、古くからの友人で、沖縄に魅せられて今はそちらに在住しておられるI垣T明さんだ。電話をかけてみると、とまどったような声で「山田先生、もしかしてもしかすると、今、沖縄に来ておられません?」とのこと。どうしてわかったのかと驚くと、「今、浦添市立美術館の前の飲食店で食事をしてから車で出てみると、バス停のところに山田先生に似た方がおられた。しかしまさかと思って通り過ぎたのだが、どうしても気になるので連絡してみた」とのこと。びっくりびっくり。偶然とはいえ、こんなことがあるのだな。では、ということで会うことにして、10年ぶりの再会を喜びあう。

 6月9日(月): 宮内庁の、「陵墓限定公開」。奈良市の佐紀陵山古墳の南側。

 6月10日(火): 古くからの友人のT升H代さんと食事。こちらも久しぶりである。

 6月13日(金): 朝日カルチャーセンター京都の講座に出講。本日は現地講座で、地下鉄鞍馬口駅に集合して、上御霊神社から初めて、戦国期の上京の北辺を歩く。夕刻はN村T生さんのところで、T橋M明先生を囲んでの小さな研究会。

 6月18日(水): ある書物の編集会議。これについては、具体化したならばまたお知らせいたします。

 6月20日(金): 古代学協会の「古代学講座」に出講。「平安京研究の方法」の3時間目ということで、「桓武天皇の登場」を話す。しかし、実際には桓武天皇出現以前までで終わってしまったぞ。

 6月21日(土): 新潟県立博物館学芸課長のN田Y民さんと打ち合わせ。秋に面白い展覧会がある。新潟にはほとんど御縁がなかったので、この秋にはぜひ行ってみるつもり。午後は花園大学考古学研究室の総会に出席。各地の考古学の最新成果を学ぶ。 

 6月25日(水): 同志社女子大学現代社会学会の総会。その後、大学のクラブ顧問懇談会。今年から表千家茶道部の顧問を仰せつかる。

 6月26日(木): 同志社大学考古学研究室の定例研究会。聚楽第の最新成果を学ぶ。そのあと、ちょっとした打ち合わせをおこなう。終了後はK原考古学研究所のI尾H昭さんを囲んで食事。

 6月28日(土): 説話文学会の大会。講演を依頼されたので「平安京の虚像と実像」というテーマで語ることにした。文学研究者の中では肩身がせまいと思っていたのだが、面識のある研究者がかなり来ておられて嬉しい。

 6月29日(日): 大阪歴史学会の大会。午前中は特別部会で「伏見城研究の成果と可能性—縄張り論と政権論の視座から—」のシンポジウム。私も参加させていただいているプロジェクトではあるのだが、病気による中抜けのためにほとんど貢献ができていないは心苦しい。しかし、K本N文さんのエネルギッシュな牽引力のもとでダイナミックな調査が進み、今、その成果がたわわに稔りつつある。ありがたいことである。

 【書いたもの】
■山田邦和「禁門の変と京都御苑」(『京都御苑ニュース』第122号掲載、京都、一般財団法人国民公園協会、2014年6月1日)、1頁。

 【しゃべったこと】
□山田邦和(講演)「平安京の虚像と実像」(平成26年度「説話文学会」大会、於同志社大学寒梅館ハーディ・ホール、2014年6月29日)。


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