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2014.09.30

京都国立博物館新館開館、の巻

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 9月12日(金)
 午前は、朝日カルチャーセンター京都の巡見で、山科本願寺を歩く。
 
 午後、京都国立博物館の「平成知新館」の開館式にご招待いただいたので、ありがたく出席させていただく。つまりこれは、京都国立博物館の平常展示のための建物である(特別展覧会のためには、「明治古都館」と名付けられたかつての本館、つまり赤煉瓦の重要文化財の建物がある)。この建物の新築のために、以前の平常展示館を壊して工事がおこなわれていたから、その間、京都国立博物館の平常展示を見ることができなかった。特別展覧会をやっていない時期には、国立博物館の「本日は休館です」が続いていたのである。その点では、待ちに待った再オープンだということになる。
 お向かいのホテル・ハイアットリージェンシーでの式典のあと、新しい建物の前でテープカット。館長、市長、知事、文化庁長官といったお歴々とともに、「京都国立博物館広報大使」の藤原紀香さんと、「京都国立博物館文化大使」の井浦新さんがその任にあたられる。なお、その後のレセプションでの対談を聞いていると、井浦さんの日本美術に対する造詣は大したものである。ステキな俳優さんだな。藤原さんも、子供の頃の夢だったのは「将来、考古学者の助手になること」だったというから面白い。
 新しい建物、さすがに気持ちがいい。ゆっくりと見れるような配慮にも事欠かない。すばらしいのは一階中央の彫刻展示コーナー。吹き抜けで、照明を落とした荘厳な雰囲気の中で、巨大な仏像との対話が楽しめる。ただ、一階ロビーのミュージアムショップはもうちょっと大きくしておいてもいいんじゃないだろうか。
 ともあれ、すばらしい博物館ができた。これからは気兼ねなく、しばしば訪れさせてもらうことにしたいと思う。

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