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2015.12.21

隅田川の屋形船と花火、の巻

Img_0064_2(←隅田川の屋形船と、お台場の花火)

11月28日(土)
 夜、ウチの大学の学生たちの見学会で、「お寺のライトアップを見たい」ということになって、まずは知恩院。御影堂は残念ながら改修工事中。次に高台寺に行って驚いた。長蛇の列で、切符を買うのだけでも90分待ちだという。おそらく、清水寺はそれ以上だろうな。寒い中、とうてい無理だということで早々に諦めて、八坂の塔(法観寺)のライトアップを下から見上げ、安井金比羅宮にお詣りすることだけで満足することになる。

 11月30日(月)
 京都府庁で、天橋立世界遺産登録可能性検討委員会。これまでご指導いただいてきた白幡洋一郎委員長が退任され、旧知の金田章裕京都大学名誉教授が委員長に就任される。

 12月3日(木)
 「博物館実習(今出川クラス)」の授業は、校外見学。京都市歴史資料館にお邪魔する。宇野日出男さんに懇切にご案内いただき、充実した時間。

 12月4日(金)
 宮内庁の「陵墓限定公開」。今回は、奈良県天理市の渋谷向山古墳(治定景行天皇陵)。墳丘北部の裾にいくつもトレンチを入れている。この古墳の周堀について、一定の仮説を立てることができる(ただ、事後の検討会でこの仮説を披露したら、みなさんの賛同がゼンゼン得られなかったぞ(´Д` ))。

 12月5日(土)
 文化史学会の大会。公開講演会は、竹居明男教授の北野天神信仰についてのもの。竹居教授、私が学生の頃は大学院博士課程後期の院生だったが、それを終えられてすぐに同志社大学の助手になられ、その後には専任講師、助教授、教授と昇任されてきたから、同志社大学での永い永い教員歴をお持ちの先生である。その竹居先生が今年度で定年によって退任されるとのことで、今回の講演は事実上の「退任記念講演」のようなものだということになる。先生の北野天神信仰に対する熱い思いと、これまでの仕事をみずから通観されるものとなった。

 12月6日(日)
 京樂真帆子さん主催の「牛車科研」研究会と、忘年会。

 12月9日(水)
 旧友のTさん、Yさんとの忘年会。

 12月10日(木)
 三回生のゼミの忘年会。

 12月11日(金)
 朝日カルチャーセンターで醍醐寺見学のあと、龍谷ミュージアムでのアンコールワット展。やっぱりすごい遺跡だな。いつか行く機会を得られるだろうか・・・

 12月12日(土)・13日(日)
 東京の法政大学で、都市史学会の大会。会長が、吉田伸之先生が任期満了で、陣内秀信先生にバトンタッチされるとのこと。今回のテーマは「水都史」、主としてヴェネチアと東京との比較論が話題となる。懇親会はそれにちなんでか、隅田川の「屋形船」という豪華版。お台場まで行くと、12月の土曜日限定ということで、打ち上げ花火。すばらしい体験をさせてもらった。やっぱり東京ってのは「水の都」なんだな、という感を深くする。

 12月14日(月)
 京都平安文化財が担当している伏見の桃陵遺跡の発掘現場(私は「検証委員」)の見学。

 12月17日(木)
 同志社大学考古学研究室の定例研究会、今年最後。白石太一朗先生がお越しになって、埼玉稲荷山古墳の鉄剣と江田船山古墳の鉄刀の銘文についての詳しい検討をお話しいただく。勉強になることこのうえない。その後は、白石先生を囲んで、同研究室の実質上の忘年会。

 12月18日(金)
 公益財団法人古代学協会の忘年会。

 12月19日(土)
 東京行き。米輸商事株式会社の創立65周年記念パーティに呼んでいただいたのである。会場は目黒の雅叙園。すごいホテルだな。単なるパーティではなく、ヴァイオリン・コンサートまでついた豪華版。
 もうひとつのメッケものがあった。目黒の駅に降り立つと、正面に「久米美術館」というのがあった。なんじゃらほい、と思ってはいってみると、なんと、明治・大正の歴史家で東京帝国大学教授や早稲田大学教授をつとめた久米邦武の子孫の方がやっておられる美術館である。久米邦武といえば、岩倉具視使節団の報告書である『米欧回覧実記』の編者として、また、「神道は祭天の古俗」事件によって帝国大学を追われたことによって知られている学者である。小さな展示室ではあるが、久米邦武に関する資料も陳列されており、まことに勉強になる。


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