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2016.08.10

ずいぶんの御無沙汰、の巻

 ずいぶんの御無沙汰となった。今更遅いかもしれないが、とりあえずその間の動静を記録しておきます。なお、この春学期から、火曜日が2講時~5講時(つまり、11時から18時15分まで)の過密スケジュールになってしまったのがしんどい。

 4月2日(土)
 入学式。終了後、千里に急いで、一般財団法人朱雀基金の懇親会。

 4月11日(月)
 京都橘大学文学部歴史遺産学科への出講の開始。他大学へ非常勤に出かけるのは久しぶりである。担当は「遺産情報演習」。

 4月16日(土)
 古代学研究会例会で報告。

 4月17日(日)
 拙宅で、平安京・京都研究集会の準備会。それから、拙宅のリビングで持ち寄りメニューで懇親会。こういうのもいいな。

 4月23日(日)
 奈良県文化会館で、新しくはじまった「ソグド研究会」に出席。

 5月3日(火)
 京都大学人文科学研究所の冨谷至教授のご自宅に招いていただく。箕面の滝は久しぶり。

 5月13日(金)
 秋にやらせていただく伏見での講演会の打ち合わせ。担当していただいている人は、実に驚くべき方の孫にあたっているとのこと。縁の不思議さに感銘を受ける。

 5月14日(土)
 古代文化研究会の旧二条城の発掘調査の現場公開にでかける。

 5月22日(日)
 前近代都市論研究会で報告。そして、七条の鴨川のところにあるインド・ネパール料理店で、「論集」刊行の打ち上げ。

 5月28日(土)~5月29日(日)
 日本考古学協会の総会(於東京学芸大学)。総会で、心ならずも理事会の提案に反対意見を述べなくてはならないハメになったため、気が重いままに東京に出かける。恐懼する私に対して、理事の皆さんが笑顔で迎えてくださったのがせめてもの慰めである。

 6月3日(金)
 京都市考古資料館と京都市歴史資料館のハシゴ見学。歴史資料館では伏見城の展示。

 6月4日(土)
 一般財団法人朱雀基金の研究会(於京都大学人文科学研究所)。

 6月5日(日)
 藝能史研究会の大会(於同志社女子大学今出川キャンパス)で、祇園祭を学ぶ。

 6月6日(月)
 京都平安文化財がやっておられる嵯峨遺跡の発掘調査の見学(私は調査検討委員)。

 6月8日(水)
 3回生ゼミの呑み会。

 6月17日(金)
 全国大学博物館学講座協議会の大会で、徳島。しかし、日帰りのトンボ返り。

 6月18日(土)・19日(日)
 仁木宏さんの「城下町科研」研究会の金沢大会。金沢城下町を歩き、北陸の城下町を学ぶ。

 6月24日(金)
 どういうわけか同志社教職員組合の役員があたったため、夕方は組合団交に参加。とはいっても私は下っ端なので、ひたすら待機要員。

 6月25日(土)
 京都女子大学宗教・文化研究所の公開講座に参加。ずっとこの講座を主催されてきた野口実さんが昨年度いっぱいで定年退職となって名誉教授称号を受けられた。報告は、野口さんと、源義経研究家として知られる前川佳代さん。終了後は、宗教・文化研究所の共同研究室で旧交をあたため、あとは前川さんをお誘いしての呑み会。

 6月26日(日)
 大阪歴史学会の大会(於関西学院大学)に参加。古代史部会、考古部会、中世史部会をハシゴ。特に聞きたかったのは、川元奈々さん(大阪市立大学大学院)の「足利義昭・織田信長政権の訴訟対応と文書発給」。川元さん、この半年くらい、報告の準備に心血を注いでこられた。その成果が実って堂々とした報告となったのは、御同慶のいたりである。終了後は全体の懇親会に参加して、それから、中世史部会の二次会に潜り込ませていただくと、どういうわけか乾杯の音頭の御指名を受けてしまう。

 7月2日(土)
 嵯峨遺跡の現地説明会に参加。それから、ちょっと確かめたいことがあったので、等持院に参詣。

 7月3日(日)
 ウチの大学の京都研究会の見学会で、宇治。学生には、ぜひ萬福寺に行くように勧めた。宝蔵院の鉄眼一切経版木も見ることができる。それから、宇治上神社から平等院。

 7月8日(金)
 東京行き。宮内庁との「陵墓懇談」。

 7月10日(日)
 参議院議員選挙。与党圧勝に、肩を落とす。

 7月11日(月)
 岐阜県関市の町並みを歩かせてもらう。関市文化財センターに私の「教え子」にあたる森島一貴氏がおり、山村亜希さんが調査に行かれるということで、同道させてもらった。その後はひとりになって、久しぶりに岐阜城に登り、はじめて加納城跡を見学。

 7月14日(木)
 今出川キャンパスの「博物館実習」は、祇園祭宵山の見学。

 7月16日(土)・17日(日)
 妻のお供で、2日間とも、JAZZライヴ。17日は祇園祭山鉾巡行の前祭。

 7月22日(金)
 東京から水ノ江和同氏(文化庁)が上洛されるので、松藤和人先生(同志社大学教授)に誘っていただいて、同志社近くの「隠れ家」的日本料理の店で宴会。

 7月24日(日)
 旧友の寺升初代さんとともに、京都市美術館のダリ展。

 7月30日(土)
 京都市交響楽団の演奏会。指揮はアメリカの若手のユージン・ツィガーン。曲目はシューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調「未完成」とマーラー:交響曲第5番嬰ハ短調。演奏は圧倒的。終了後は、元木泰雄(京都大学教授)、今岡典和(関西福祉大学教授)の両先生と共に呑み会、音楽について語りあかす。

 7月31日(日)
 第32回平安京・京都研究集会「近世京都の大名屋敷」。午前中は山本雅和さんの案内で「現地見学会」 。午後は研究会。報告は千葉拓真さん(飯田市歴史研究所、日本近世史) 「近世大名家の京都における活動と京都屋敷」、藤川昌樹さん(筑波大学、建築史) 「隠棲都市:大名京都屋敷の一側面」、山本雅和さん(京都市埋蔵文化財研究所、日本考古学) 「近世京都の大名屋敷の遺跡と遺物」。そしてコメントが中村武生さん(京都女子大学、都市史) 、討論司会は登谷伸宏さん(京都橘大学、日本建築・都市史)と仁木宏さん(大阪市立大学、中近世都市史)。珍しいテーマなので参加者がどれだけ集まるか案じていたが、会場がほぼ満員となる盛況。ありがたや。

 8月7日(日)
 陵墓関係16学協会シンポジウム「『陵墓』公開をめぐる成果と未来ー箸墓古墳・伏見城の立入り観察成果報告と『陵墓』の名称ー」(於神戸市勤労会館)。スケジュールは次の通り。あいさつ:新納泉(日本考古学協会)、「基調報告:王墓立入り観察の成果 —箸墓古墳から野口王墓古墳まで」岸本直文(大阪歴史学会)、「関連報告:伏見城-立入り その後」中西裕樹(大阪歴史学会)、パネルディスカッション「『陵墓』の名称と『陵墓』をめぐる現在」(趣旨説明:陵墓関係16学協会運営委員会、司会:今尾文昭(古代学研究会) 、発話・パネラー:山田邦和(古代学協会)・後藤真(日本史研究会)・高木博志(京都民科歴史部会))。私はパネルディスカッションでの問題提起役とパネラー。考えたあげく、かなり「過激」なことを言わせてもらう。

【書いたもの、たずさわったもの】
■森浩一(著)、森浩一著作集編集委員会編〈編集委員:前園実知雄・松藤和人・今尾文昭・玉城一枝・中村潤子・山田邦和・鋤柄俊夫・門田誠一・坂靖・青柳泰介、第3巻編集担当:前園実知雄・門田誠一〉『森浩一著作集 第4巻「倭人伝と考古学」』(東京、新泉社、2016年8月15日)、全339頁。
■山田邦和(著)「陵墓研究の現状と陵墓公開運動」(『日本史研究』第647号掲載、京都、日本史研究会、2016年7月20日)、21~51頁。
■山田邦和(著)「歴史ニュースを読み解く~指月伏見城の発掘調査」(『土車』第129号掲載、京都、古代学協会、2016年6月20日)5頁。

【しゃべったこと】
◯山田邦和(講座)「徳川幕府と京都1(3)(現地見学)二条城」(朝日カルチャーセンター京都「平安京・京都の歴史を歩く」(45)、京都、二条城、2016年6月10日)。
◯山田邦和(講師)「京都学講座・院政期京都の研究1」3「鳥羽殿」(古代学協会「古代学講座」、京都、古代学協会角田文衞記念室、2016年6月25日)。
◯山田邦和(講座)(3)「中世初期の内乱の時代と天皇陵―安徳、後鳥羽、土御門、順徳天皇陵など―」(栄中日文化センター「天皇陵問題を考える」(2016年4~6月期)、名古屋、栄中日文化センター、2016年6月25日)。
◯山田邦和(講座)「徳川幕府と京都2(1)(現地見学)東本願寺」(朝日カルチャーセンター京都「平安京・京都の歴史を歩く」(46)、京都、東本願寺、2016年7月1日)。
◯山田邦和(講師)「京都学講座・院政期京都の研究1」4「待賢門院と崇徳天皇」(古代学協会「古代学講座」、京都、古代学協会角田文衞記念室、2016年7月15日)。
◯山田邦和(講座)「(1)奈良県橿原市の天皇陵―宣化天皇陵と欠史8代の天皇陵」(栄中日文化センター「天皇陵問題を考える」(2016年7~9月期)、名古屋、栄中日文化センター、2016年7月22日)。
◯山田邦和(講座)「徳川幕府と京都2(2)近世京都のルネッサンス」(朝日カルチャーセンター京都「平安京・京都の歴史を歩く」(46)、京都、朝日カルチャーセンター京都、2016年7月29日)。
◯今尾文昭(司会)、陵墓関係16学協会運営委員会(趣旨説明)、山田邦和・後藤真・高木博志(発話・パネラー) パネルディスカッション「『陵墓』の名称と『陵墓』をめぐる現在」(陵墓関係16学協会シンポジウム「『陵墓』公開をめぐる成果と未来―箸墓古墳・伏見城の立入り観察成果報告と『陵墓』の名称」、神戸、神戸市勤労会館講習室308、2016年8月7日)。

【講義】
(同志社女子大学大学院文学研究科「考古学特論」は受講者が無かったため、今年度は閉講)。
特記なきものは同志社女子大学現代社会学部〈特記なきものは京田辺キャンパス開講〉)。
   〈月〉2講時「遺産情報演習II」(京都橘大学文学部)
   〈火〉2講時「応用演習」、3講時「考古学I」、4講時「京都文化論I」、5講時「博物館実習(京田辺クラス)」
   〈水〉2講時「基礎演習」、3講時「専門基礎演習」
   〈木〉2講時「博物館実習(今出川クラス)」、4講時「卒業研究」

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