2020年初詣、の巻
初詣はどこに行こうかなと思ったが、結局、実家の氏神様である下御霊神社、さらに、それとセット関係ともいえる御霊神社(上御霊神社)。
下御霊さんでは、摂社のひとつの「垂加社」にもお参り。朱子学者で垂加神道の創始者の山崎闇斎を祀る社。山崎闇斎の邸宅跡は今の私宅のご近所であることも、なにか所縁を感じて嬉しい。
上御霊さんでは、「応仁の乱発端 御霊合戦旧跡」碑を眺める。解説版の戦国期上京復元図に私のものが使われているので、ちょっと誇らしい。
あと、せっかくなので革堂行願寺<こうどう・ぎょうがんじ>。えらく参拝者が多いな、と思ったら、「京都七福神」巡り(革堂さんには寿老人が祀られている)の方々だそうで、それならお正月らしい。「加茂明神」とされている境内の大きな五輪塔(ただし塔内に祀られるのは不動明王石仏)は私にとっては子供の頃からのおなじみ。
【付記】
お前は喪中なのに神社にお参りしていいのか、というお小言は、失礼ながらまちがっておりますのでご容赦ください。喪中に神社にお参りすることは、どの神社も否定しておりません。神社参拝が良くないとされているのは、喪中ではなく「忌中」。そして忌中は、明治7年太政官布告の「服忌令<ぶっきれい>」によって、最大でも50日とされていますので、私の場合は該当いたしません。あしからず。
参照:http://www.gem.hi-ho.ne.jp/sogenji/rakugaki/fukkirei.htm