2018.12.23

工藤静香クリスマスディナーショー2018(於名古屋)、の巻

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12月19日(水)
恒例の、年に一度の自分へのご褒美(って、7月にはAcoustic Live Tour 2018にも行ったな・・・)。今回は、残念ながら関西がなく、愛媛県今治、鹿児島、新潟、名古屋、東京だということで、名古屋にいかざるをえない。大学の業務を終えて、すぐに飛び出して、電車を乗り継いで名古屋に到着。場所は名古屋駅から徒歩5分くらいのホテル・キャッスルプラザ。そんなに大きなホテルではないのだが、ディナーは絶品だった。

 千流の雫、恋一夜、in the sky、あなたのいない風景、おたより、Again、雪・月・花、丘の上の小さな太陽~カレリア、鋼の森、Ice Rainに、アンコールで嵐の素顔、Blue Roseの計12曲。いつもながら、パワフルな曲と繊細な曲をとりまぜた名演集。よかったよ~

2018.07.23

工藤静香Acoustic Live Tour 2018(於京都・城陽)、の巻

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 7月21日(土)
 行ってきました! 工藤静香Acoustic Live Tour 2018―POP IN 私とピアノ‥そしてあなた―! 京都に来てくれたのがありがたい。ホールは京都府城陽市の文化パルク城陽プラムホール。京都市中心部からはちょっと離れているが、とても雰囲気の良いホールである。
 今回のライヴは、静香さんのヴォーカルと、澤近大輔さんのピアノだけという冒険的な組み合わせ。というのも、ピアノの場合、メロディー・ラインをヴォーカルと一緒に歌い上げることは得意中の得意である。ただ、普通のバンドならば、ドラムスやベースギターがリズムをきっちりと刻んで音楽を前へ前へと進めていくエンジン役を務めているのであり、そうした点ではピアノはどうしてもバンドには及ばない、ということになる
。そうすると、ヴォーカルが音楽全体の推進力を兼ねなければならないことになり、その負担はかなりのものとなる。静香さん、こんな挑戦をして大丈夫かな?、という不安を覚えざるを得なかったのである。
 しかし、これは完全に杞憂であった。静香さんのヴォーカルは、ある時には強烈なパワーを発して聴衆を圧倒し、またある時には繊細で叙情的なメロディーをじっくりと歌い上げる。ライヴに行くたびに、この人、こんなに上手かったんだ!と感動してしまうのである。澤近さんのピアノとの息もぴったりである。
 感動の2時間弱が終わって、会場の外に出ると、人の行列ができている。もしかして、と思ってその後ろにくっつく。会場を後にする静香さんの見送りでもできれば幸せだと思ったのだが、なんと静香さん、お疲れのはずなのに、観客のひとりひとりに握手で応えてくれている。ホント、ファンを大事にする人だな。この点でも感動。ちゃっかりと握手の栄に預かったものの、「また京都に来てください。待ってます」と言うのが精一杯だった(^^;;。
 最近、暑すぎるのと、ちょっといろいろ立て込んでいて、かなりくたびれていた。でも、このライヴ・コンサートで元気を取り戻せたような気がする。静香さん、ありがとうございましたm(_ _)m。

2017.12.18

工藤静香クリスマスディナーショー2017、の巻

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12月11日(月)
 講義を終えてすぐに退出し、兵庫県伊丹市の伊丹シティホテルに向かう。途中、阪急電車が遅延してヤキモキしたが、なんとか間に合ったのでひと安心。工藤静香クリスマスディナーショー2017。自分へのささやかなご褒美である。ただ、今年は9月にも名古屋でのライヴに参加することができたから、1年のうちに2回、静香さんに「会えた」ことになる。
 席は先着順だったようで、結局は後ろのほうであんまりよくなかったのであるが、会場巡りタイムで私の前を静香さんが通っていただけたのは僥倖。キッチリと握手をしてもらう。細く、ひんやりとした手。

2017.09.19

工藤静香デビュー30周年記念ライヴ、の巻

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↑ 9月16日の東京・Zepp DiverCity (Tokyo)でのライヴ(スポニチ Sponichi Annex記事より転載)

 9月18日(月・祝)
 行ってきました!! 「Shizuka Kudo 30th Anniversary Live 凛」、つまり、工藤静香デビュー30周年記念ライヴ。このライヴは、9月16日に東京、18日に名古屋、23日に大阪・難波でおこなわれるので、ホントならば大阪のに行けばいいのですが、あいにくそちらは研究旅行と重なってしまったために、名古屋に行くことにしたのです。

 いやあ、凄かった!! 静香さん、最初はブルー、後半は真紅のドレスで登場(アンコールではラフなジーンズとTシャツ)で、これもホントに綺麗だった。実に2時間、アンコールもいれて31曲(会場からのリクエストによったアカペラの「千流の雫」を加えると32曲)をほとんどノンストップで駆け抜けるという恐るべき力技。中には、最新アルバム「凛」からの曲や、記念すべきファースト・アルバム「ミステリアス」からの曲なんかも含めていて、実に多彩。それに、なんと、会場には静香さんと名コンビを組んでいた作曲家の後藤次利氏も来ていたのもビックリ!

 静香さんの歌唱力には定評があるが、今回はそれにますます磨きがかかっていました。静香さん、バラードなんかも上手いのだが、なんといっても彼女の最大の魅力はドスの効いた節回しの圧倒的な気迫にある! 静香にはやっぱりロック・テイストの曲が似合うのであるが、このライヴでは意図的にそうした曲が選曲されている。静香の最高傑作のひとつである「BlueRose」からスタートするのも嬉しい。名曲「くちびるから媚薬」は、CDでの演奏をはるかに上回るスピードでグイグイと押し切っていく。いったいこの人の細い身体のどこから、こんなパワフルなエネルギーが出てくるのだろうか? 会場も静香の気迫に応えて盛り上がりがすさまじく、彼女自身も感極まったのか、「恋一夜」の途中であふれる涙をこらえきれなくなっていた。

 30年間、工藤静香ファンを続けてきて本当に良かった、そう思える夜だった。今月はどういうわけか、いろんなことがたてつづけにおこってしまい、いささか気力喪失していた。そうした鬱々とした気分を吹き飛ばすことができたような気がする。

2014.12.28

工藤静香2014年クリスマス・ディナー・ショー、の巻

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 12月25日(木)
 年に一度の、自分へのご褒美。工藤静香クリスマス・ディナー・ショー。今回はホントのホントのクリスマス、12月25日である。しかも、会場は京都ホテルオークラ! これまではたいてい、関西では大阪だけだったので、そこまで出かけていた。年によっては関西ではおこなわれないこともあったので、その時には無念の涙を呑んでいたのである。それが今年は、京都! 静香さんのクリスマス・ディナー・ショーが京都でおこなわれるのは、おそらく始めてだと思う。ありがたいことである。さらに、「ディナーショーに行きたい!」というウチの奥さんまでついてきた。これも、私にとっては始めて。

 午後、図書出版文理閣での打ち合わせを終えて、いったん帰宅。しばし休息をとってから出発すると、19時半の開場にちょうど間に合う。会場には例によって、静香さんの最新の画が展示されている。20時〜21時10分、ディナー。メニューの通り、結構な内容でした。

 去年の大阪は会場が横長で難儀したのであるが、今回は縦長の部屋なので、舞台が良く見える。20時10分、ショーの開始。静香さん、純白のキラキラドレスでの登場である。静香さん、最近、これまでのトレードマークだったロングヘアーをバサリと切ってショートカットにした。ネットを見ると、「工藤静香ショートでイメチェン、めっちゃ綺麗になった!」と好評である。会場でも「し〜ちゃん〜! なんで髪、切ったの〜?」という質問が飛んでいた。本人の弁によると、以前から切りたかったのであるが、御夫君が納得されていなかった。それが最近になって急に、「イイんじゃない」ということになった、とのことである。
 曲目は、声を聴かせて、メタモルフォーゼ、僕よりいい人と・・・、Blue Velvet(ドラム伴奏)、Rumour Has It (共:坪倉唯子)、(間奏:坪倉唯子独唱)、めちゃくちゃに泣いてしまいたい(握手タイム)、FU-JI-TSU~私について~ブリリアント・ホワイト~黄砂に吹かれて、嵐の素顔、ワインひとくちの嘘(アカペラ)、単・純・愛vs本当の嘘(新曲)、〈アンコール〉千流の雫。
 バックはおなじみの坪倉唯子さん。間奏の際に、彼女のパワフルな独唱が聞けたのもお得である。さらに、中島みゆき+後藤次利のゴールデン・コンビのバックを受けた新曲「単・純・愛vs本当の嘘」も初のお披露目である。

 陶酔、そして最高のクリスマスだった。ありがとう!

2014.03.21

お祝いの花束、見つけた!、の巻

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 先々週、木屋町三条に開店した新しいお店。工藤静香さんからの花束。たまたま妹が通りかかって、教えてくれた。静香さんとこのお店とがどういうつながりなのかは知らないが、ともあれこれで感動しなくては、ファンじゃない (^-^;。ただしお店の本業は服のようで、これは私にはあんまり関係しそうにないのであるが、天然酵母パンのお店も併設されているようなので、こちらはそのうち買いに行こう。

2013.12.23

工藤静香クリスマスディナーショー2013、の巻

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 12月21日(土)
 京樂真帆子さんが主催する研究会。ある事情で予定が急遽変更となり、京樂さんのヴェトナム「外遊」(と言うと、御本人は「遊びに行ったんじゃない!」と、えらくおカンムリである)報告を聞かせていただく。ついでに私も、2008年にハノイのタンロン城の遺跡の発掘調査にちょっとだけ参加させてもらった体験談を、話す。

 研究会終了後、早々に辞して、大阪行き。中之島のリーガロイヤルホテルで、お待ちかねの「工藤静香クリスマスディナーショー2013」が開催されるのである。私にとっては分不相応の贅沢だとは思うが、最近の静香さん、このクリスマスディナーショー以外の芸能活動をほとんど停止しておられるので、この機会はやっぱり逃したくないのである。
 会場には500人ほどの観客が集まって、超満員である。女性が多いのも特色。リーガロイヤル特製のお料理も、結構でした。

 20時きっかりに、ショー開始。静香さん、純白のロングドレスで登場。美しい! 私の席はやや斜め横方向だったので、静香さんのスタイルの良さが際立っている。というか、この年齢になってもあんなスタイルを保っているというのは、これはどう見ても反則でしょ(笑)、といいたくなるくらいの見事さである。
 歌は、まず「雪傘」、「激情」、「見返り美人」と名曲が続く。そして、「コアなファン向け」ということで「時の河を越えて」。この曲、静香さんがまだおニャン子クラブ所属で、生稲晃子さん・斉藤満喜子さんとともに結成していた「うしろ髪ひかれ隊」のデビュー曲である。1987年の発表だから、もう四半世紀前だ。ほかのアイドルグループのチャラけた曲とは違い、なかなかの名曲だから、静香さんのソロで聞けるのは嬉しい。
 私の席からは見えにくかったのだが、バックコーラスの女性が紹介されて、思わず声をあげそうになった。なんと、坪倉唯子さんである! そう、B.B.クィーンズのボーカルとして、ハジけた名曲「おどるポンポコリン」を歌った、あの人である。私としては、中島みゆきさんのコンサートでバックコーラスをよくつとめておられることが印象的(ついでにいうと、中島みゆきさんと吉田拓郎さんが奇跡の共演を果たした2006年つま恋コンサートでの「永遠の嘘をついてくれ」で、みゆきさんがカッコよく舞台から去る時に、 みゆきさんがハイタッチしている女性が坪倉さんである)。これまであんまり気づいてなかったが、坪倉さん、静香さんのこれまでの曲に何度もバックコーラスで参加されていたり、静香さんに「仮歌」をつけたりしていたという。すごく近しい仲なんだな。ということで、歌はレ・ミゼラブル(だと思う)、坪倉さんと静香さんの共演という貴重なものである。

 しばらくの退場のあと、後部トビラから静香さんの再登場。今度は目の覚めるようなブルーのセクシー・ドレスである。会場を巡回しながら「あなたしかいないでしょ」。私もちゃっかり、握手の機会にあずかる。会場のほとんどを廻るからかなりの時間がかかるのであるが、静香さん、誠実にファンの声にこたえてくれている。
 舞台に戻って、「深紅の花」「Blue Velvet」「Blue Rose」「Ice Rain」が続く。静香シリーズの中でも最高傑作のBlue Velvetをパワフルに歌い切るのがすばらしい。
 なごりを惜しみながらの中締めのあと、会場の大拍手に応えて、今度は真っ赤なロング・ドレス。アンコールは、作曲者の後藤次利さんのイチオシだという「恋一夜」で締める。

 至福の時間を過ごさせていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m。

【しゃべったこと】
□山田邦和「同志社女学校の成立と近代京都」(同志社女子大学・同志社女子大学同窓会「Vineの会」〈主催〉「同志社女子大学ホームカミングデー2013」、於同志社女子大学今出川キャンパス栄光館ファウラーチャペル、2013年11月3日)

2012.12.28

祝・工藤静香さんデビュー25周年、の巻

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 2012年ももう終わり。12月24日(月)には、京都府埋蔵文化財調査研究センターの聚楽第跡発掘調査の現地説明会に行くことができた。私の自宅から至近のところだから、ありがたい。35mにわたって聚楽第本丸の石垣が検出されている。実に見事。『豊臣秀吉と京都—聚楽第・御土居と伏見城—』(文理閣)の共同研究における聚楽第の復元に、ほぼドンピシャで当たったことも嬉しい。京都の地下、まだまだ色んなものが埋もれていることを実感する。

 御承知のように、このブログは時々、突発的に工藤静香ファンブログに変身する(^^;)。静香さん、1987年8月31日に「禁断のテレパシー」でソロ・デビューしたから、今年の8月はデビュー25周年という記念すべき時となった。とはいうものの、静香さん、最近は歌手としての活動が最低限に押さえておられるので、ファンとしてはいささか寂しかった。今年4月21日〜5月27日には青森県立郷土館で「あふれる感情—工藤静香展」という絵画展が開催され、トークショーもあるということで行きたかったのだが、青森はやっぱり遠いのと、私は4月20日に倒れて死にかけたのだから、とうていこれは無理に終わった。

 それが、25周年ということで実に4年ぶりの新曲「キミがくれたものが発表された。キャンペーンも兼ねてのことだろうが、テレビにもたびたび出演されることになり、変わらぬ美しいお姿(ライヴなんかで静香さんが登場した時など、会場が一斉に「細〜〜い!」「キレ〜イ!」と、どよめく)に接することができて実に嬉しい。シンガーソングライターの絢香さんから提供を受けた楽曲で、現在放映中のテレビ・アニメ「FAILY TAIL」のエンディング・テーマにも採用されている。静香さん、アップテンポのロックンロール調もすばらしいのだが、こういうバラードも実に旨いのである。心に染みいるような名曲なので、ぜひ、じっくりと聞いてほしいものである。なお、25周年を記念して11月に東京と大阪でライヴがおこなわれたのだが、このうち東京ライヴの完全版が来年1月3日22時〜にwowowで放送される。これも楽しみ。皆さんもぜひ見てくださいませm(_ _)m。

2011.06.30

「ブッダの素顔展—鎮魂と慈悲—」(工藤静香ほか)、の巻

110630_2 6月26日(日)
 忙しくて行けないかと思っていたが、滑り込みでなんとかまにあった。東映太秦映画村で開催中の「ブッダの素顔展—鎮魂と慈悲—」。既報の通り、工藤静香さんの新作「信念の光」が公開されている。報道で見ていたが、実物は期待以上の出来。掛け値無しの傑作である。記念のポストカードの収益は東日本大震災への義援金に充てられるというから、ささやかながら、まとめ買いする。

2011.04.14

授業開始と、工藤静香さんお誕生日おめでとう、の巻

03 4月14日(木)
 授業がはじまって、やっと一巡。月曜日には大阪大学の初講義。キャンパスの様子がよくわからないので、早めに家をでる。さすがに阪大は広い。やっとのことで考古学研究室にたどりつくと、高橋照彦准教授が笑顔でむかえてくださる。ありがとうございます。もしかして数人程度の受講生かな?と思っていたのだが、30人ほどが集まっている。よろしくお願いします。授業後は、福永伸哉教授に御挨拶。
 すぐにモノレールに飛び乗って、帰洛。今出川キャンパスで、大学院の授業。時々は受講生がゼロになるので案じていたが、留学生を含めて3人が聞いてくれることになる。それから、一度帰宅した後に、同志社大学の夜の授業。昨年は登録者数800人を超えて、さすがに悲鳴をあげた。やむをえず、審査基準を厳格化して単位だけが目当ての学生はお引き取り願うことにした。それでも400人をこえる登録者がいるらしい。しかし、実際の出席者はおそらくその半数以下だ。「この授業は出席はとらないが、しかし出席してキチンとノートをとっていなければ合格は難しい」ということを宣言しておく。
 火曜日からはウチの学部の授業が目白押し。いずれも、初回に方向性をつけるのがなかなかの力仕事である。とくに気を遣うのが1回生の「基礎演習」。とにかく、つい昨日まで高校生だった皆さんに、大学とはどういうところか、学問をするとはどういうことかということの道筋をつけてやらねばならない、という授業である。ただ、今年はなんとかうまくいきそうな予感がする。

 4月14日は工藤静香さんのお誕生日。おめでとうございますm(_ _)m。静香さん、しばらく動静が伝えられていなかったが、先日、5月公開のアニメ映画「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」に合わせての絵画展「鎮魂と慈悲 ブッダの素顔展」(東京タワーフットタウン)の発表会見で、ひさしぶりに公の場に出席された。静香さん始め、石坂浩二さん、片岡鶴太郎さん、八代亜紀さん、映画のイメージアート担当の岡野玲子さん、そして手塚治虫先生によって描かれた、お釈迦様のイメージを展観する展覧会だそうだ。最近の静香さん、疲れたような感じで報道されることがあって案じていたが、今回はニュース映像で見る限り、お元気そうな上に、以前にも増してますますあでやかである。ひとまず安心。東京タワーに展覧会を見に行こうかと思ったが、この企画、4月23日から6月26日まで京都の東映太秦映画村に来てくれるのだという。その時には見に行くことにしよう。これらの絵のポストカードの売り上げが義援金として地震被災地に送られるというのだから、協力せねば。