(2)もうちょっとだけ詳しいプロフィール
山田 邦和 (やまだ・くにかず)
1959年、京都市に生まれる。
同志社大学文学部文化学科卒業。同大学院文学研究科博士課程前期修了。
(財)古代学協会・平安博物館助手、
(財)古代学協会・古代学研究所助手、
(財)京都文化財団・京都文化博物館学芸員、
花園大学教授(文学部史学科)、等を経て
現在、 同志社女子大学教授(現代社会学部社会システム学科)
【学位】 博士(文化史学)(同志社大学)
【専門分野】日本考古学、都市史学
【受賞】 第8回雄山閣考古学特別賞(1998)
【その他の職務】
公益財団法人古代学協会 代表理事(理事長補佐・研究部長)
文化史学会 監事
平安京・京都研究集会 世話人
条里制・古代都市研究会 評議員 など
【主要な業績】
『カラーブックス 京都』(保育社、1993年)
『須恵器生産の研究』(学生社、1998年)
『京都都市史の研究』(吉川弘文館、2009年)
『日本中世の首都と王権都市―京都・嵯峨・福原―』(文理閣、2012年)
『京都 知られざる歴史探検』上・下巻(新泉社、2017年)
『変貌する中世都市京都(京都の中世史7)』(吉川弘文館、2023年)
『豊臣秀吉と京都―聚楽第・御土居と伏見城―』(共編、文理閣、2001年)
『歴史のなかの天皇陵』(共編、思文閣出版、2010年)
『歴史家の案内する京都』(共編、文理閣、2016年)
『室町政権の首府構想と京都―室町・北山・東山―』(共編、文理閣、2016年)
『平安京提要』(分担執筆、角川書店、1994年)
『文久山陵図』(分担執筆、新人物往来社、2005年)
『日本葬制史』(分担執筆、吉川弘文館、2012年)
「平安時代天皇陵研究の展望」(『日本史研究』521号、2006年)
「記号の役割」(『文字と古代日本』5、吉川弘文館、2006年)
「後白河天皇陵と法住寺殿」(『院政期の内裏・大内裏と院御所』、文理閣、2006年)
「太皇太后藤原順子の後山階陵」(『皇太后の山寺』、柳原出版、2007年)
「保元の乱の関白忠通」(『平安京とその時代』思文閣出版、2009年)
「平安時代前期の陵墓選地」(『仁明朝史の研究―承和転換期とその周辺―』、思文閣出版、2011年)
「中世史と考古学」(『岩波講座日本歴史』第21巻「史料論〈テーマ巻2〉」、岩波書店、2015年)
「平安京の都市構造変遷」(『都市史研究』2、都市史学会、2015年)
「日本古代都城における複都制の系譜」(『日本古代・中世都市論』、吉川弘文館、2016年)
「平安京の都市的変容―京・鎌倉時代における展開―」(『条里制・古代都市研究』第32号、条里制・古代都市研究会、2016年)
【好きなこと】
愛犬(ペキニーズ)のロベと遊ぶ(「長男」だったマックは2014年に、「次男」だったクイールは2017年に、「三男」のルークは2018年に天に召されました)。
昼寝。
落語を聞く(3代目桂米朝、2代目桂枝雀、3代目古今亭志ん朝、10代目金原亭馬生、立川志の輔などがいいですね)。
気心の知れた友人とのお酒。
【好きな音楽】
クラシック音楽(特に大音量のオーケストラ曲。指揮者フリッツ・ライナーこそ史上最高の音楽家だと信じて疑わない)。
工藤静香(1988年以来のファンだから、かなり永い。パワフルで、カッコいいのは変わらず)。
中島みゆき(こちらは大学生の時〈1977年くらい〉以来。 彼女はやはり歌の女神そのもの。この人と同時代を生きられたことに、感謝)。
【理想の女性】「銀河鉄道999」のメーテル。
【敬愛する人物】ダライ・ラマ法王14世テンジン・ギャツォ猊下。上皇明仁陛下。
【好きな食べ物】ラーメン、親子丼、玉子焼。
【嫌いな食べ物】 大根(「宗教上の理由で食べることができない」というのが公式見解(^_^;))。
【好きな言葉】「知的好奇心」。
【好きな場所】いろいろあるけれども、それでもやっぱり、ほかのどこよりも、京都がいい。